中華料理@東坡肉トンポーロー3時間で作る柔らか絶品レシピ
100g88円の豚バラがトロトロホロホロ柔らか〜い
中華料理の大堂、豚の角煮といえば東坡肉「トンポーロー」だよね!!
とろける脂身と香辛料の効いたホロッと柔らかい肉、あ〜美味しそう。
リンマはスーパーで安い豚バラ肉を見かけたら大量買い、必ず3時間は家にいる時に作るんだ。
朝でも昼でも夕飯前でも3時間あれば大丈夫、仕上げは食べる直前に蒸すから、作り置きにも向いてるね!
東坡肉は中国の浙江料理で、900年前に「蘇東坡」って呼び名の詩人が考案したんだって。そんな昔からこんなに美味しい料理を食べていたんだね、さすが美食の国、中国。
それでは、まず材料
A.豚バラ肉のブロック できるだけ幅が広い大きいブロックの方がいい。リンマの家の住人は大食いなので、最低でも1.5kgは一度に使うよ。使う鍋の大きさにもよるけど、1kgはあった方がいい、煮込むと小さくなるからね。今回は1.5kg使用。
本格レシピには皮付きがいいとか書いてあるけど、輸入物の安い豚バラ肉だって、リンマの家ではとっても美味しい東坡肉に変身するよ!!
B.醤油 フライパンで焼き色をつける時に20ml +80mlは煮込む時に
C.砂糖 煮込む時に50g
D.香辛料 八角3つ 花椒20粒 シナモン1本か粉末3g もしくは五香粉10g
スーパーで八角とシナモンは売ってると思うし、知ってるよね?花椒は知ってるかな?四川料理でよく使われる、舌が痺れる香辛料で麻婆豆腐には欠かせない、中華版の山椒の果皮の部分。
日本の山椒とは少し種類が違うし、味も香りも違う。これは入手しにくいから、近くのスーパーで探すなら五香粉がいいよ。これは八角、花椒、桂皮シナモン、茴香フェンネル、丁字クローブの5種類の香辛料がミックスになった調味料。中華料理には良く使われるから1本あると重宝だよ。
E.生姜 50g
F.白葱の青い部分 3本分程度
G.紹興酒か日本酒 紹興酒は香り良く仕上がる、日本酒でも大丈夫
H.片栗粉 仕上げの煮汁にとろみをつけるよ
お好みで小松菜やチンゲンサイなどの付け合わせは準備してね。
以上の材料を揃えたら、3時間家にいる時に作り始めよう!!
作り方
1.A.豚バラ肉を切る スーパーで見かける細長い5cmx20cmくらいなら半分に、幅広い肉なら、6〜7cm×12cm前後に大きく切ろう。
2.大きい鍋に肉が泳ぐくらいに水を入れて沸騰させ、15分ゆでる。
3.肉を取り出し、B.醤油20mlをまぶす。ゆで汁はとっておく。
4.薄く油を引いた熱したフライパンで肉の全部の面に焼き色をつける。焦げ過ぎ注意!もしも焦げてしまったら、水で洗い流す。
5.さぁ、煮込むよ!鍋に焼き色をつけた肉とB〜Gまでの材料と、茹で汁を肉が隠れるくらい入れる。足りなければ水を足す。
6.まず、一度沸騰させて、その後は弱火でコトコト煮込む。必ずアルミホイルで落とし蓋をしてね。時々様子を見ながら、1時間半から2時間煮込む。途中で煮汁の味見をして、好みの味に調整してね。煮詰まると味が濃くなるから、ちょっと物足りないくらいがちょうどいい。肉を触ってみて、肉の繊維がほぐれるようになったら火を止める。汁はヒタヒタになっているはず。
7.ここで、少し休ませる。熱いと肉が崩れやすいから。もしも、スグには食べないなら、ここでこのまま放置。
8.スグに食べるなら、あら熱がとれたら、肉をそっと引き上げ、1カップ程度の煮汁と一緒に耐熱の器に入れる。このまま蒸し器に入れるので、蒸し器の蓋がしまる相性の良い器を選んでね。残った煮汁は漉して冷凍庫で冷やし、油分が白くなったら取り除いておく。
放置していた人も、まず表面に固まっている白い油分を取り除いてから蒸してね。
9.蒸し器の湯気が上がるようになって15分くらい蒸す。その間に油分を取り除いた煮汁を温め、水とき片栗粉でとろみをつける。小松菜かチンゲンサイなどの付け合わせはお好みで茹でておく。
10. 蒸し器から取り出した肉に煮汁をトッロっとかけて完成!!
東坡肉は時間はかかるけど、材料を揃えれば、ゆでる、焼く、煮るだけの簡単な料理なんだよ。これで本格中華料理が家で味わえる!!しかもコスパ最高!!なんて幸せ〜
安い豚バラ肉をみつけたらぜひ、作ってみてね!!