スペイン@ピキーリョ 色鮮やかパプリカの詰め物
カラフルなスペイン料理ピキーリョの詰め物を作ってみよう
情熱の国スペインって原色のイメージだよね?
スペインの国旗といい、料理といい、赤や黄色がとっても印象的!!
ピキーリョって赤ピーマンのこと、そのまま生で食べるとちょっと苦くて固いから、スペインでは焼いて皮を取ってオイル漬けにした瓶詰めや缶詰になって売っている。スペインでは赤ピーマンを使った料理がとっても多くて、このピキーリョをはじめ、ピメントンというスペイン版パプリカパウダーはスペイン料理には欠かせない。
スペイン料理の赤いイメージはトマトとパプリカとこのピメントンからきているんだ。
ピメントンは日本で売っているパプリカパウダーとは少し違う。スモークされてるから、薫製の香りがするんだ。スペイン産のチョリソーやサルシチョン(サラミ)が赤いのはこのピメントンがはいっているからなんだよ。
今回紹介するのは、ピキーリョの詰め物。バルやレストランでもよく見かける料理で、中身の詰め物は実に様々なんだ。ポテトもあれば、肉もチーズもあるし、有名なのは塩漬けの鱈バカリャウをつかったホワイトクリームの詰め物。
ピキーリョは楽天などでも売ってるし、リンマはカルディコーヒーで1箱200円ほどで購入したよ。ピメントンもWEBで購入できる、ほんと便利な世の中だね。
さて、今回のピキーリョの詰め物は、ポテトとスペイン産生ハムのハモンセラーノ。ハモンについては、次回詳しく説明するね。ポテトと合わせる材料は、ツナやアンチョビもオススメだよ。
まずは、材料
A.ニンニク 3こ
B.じゃがいも 大3つ
C.ハモン 50g お好みで増減 ツナやアンチョビでもOK
D.ピキーリョ 2箱 1箱8枚入り
お好みでパセリ
ソースの材料
E.ニンニク 1こ
F.トマトピューレ パサータなど、トマト缶でもOK 200ml
G.生クリーム 50ml
H.ピメントン パプリカパウダーでもまぁよし
その他、オリーブオイル、塩、胡椒は必須
中に詰めるフィリングを作る
まず、A.ニンニクをみじん切りにしてフライパンに投入しておく
B.じゃがいもの皮をむいて1.5cmから2cmのさいの目切りにして、レンジでチンしておく。600w8分程度、ラクに箸がさせるくらいの柔らかさにする。
ニンニク入りのフライパンにオリーブオイルを多めに入れて中火にかける。焦がさないように。
C.ハモンをみじん切りにしてフライパンに投入
チンしたジャガイモも投入、ジャガイモ全体をつぶすように炒める。
お好みでパセリを加えて、塩こしょう、味が足りなければコンソメで調整。
火から下ろして、バットや大きい皿に広げて粗熱をとる。リンマは5分くらい冷凍庫に入れるよ。
フィリングを詰める
ピキーリョにフィリングを詰めていく。フライパンにオリーブオイルを入れて、そこに並べていこう。
詰める量は8分目くらい、詰めすぎると皮が破けるのでほどほどに。
焼こう
弱火でじっくり焼こう。
その間にソースを作るよ
フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れ、オイルがフツフツしてきたらトマトピューレを投入、ピメントン、塩こしょうで味を整える。必要ならコンソメも。
仕上げに生クリームを入れる。
盛りつけ
このピキーリョの産地ナバラはフランスとの国境なんだ。
ちょっとフランス風の盛りつけもいいかもね。
ソースの上に並べてみよう。
美味しそう〜 ピメントン風味のソースが絡んで、これぞスペインの味。
ピキーリョを見つけたら、ぜひ作ってみてね!!